11月21日これからの上昇に期待注目銘柄

セントラル硝子(4044)

同社が公表している今2023年3月期の当期純利益予想額は290億円で、過去最高益に対する更新率は149.6%になる。四季報記事欄では「医薬が円安順風で上振れ」と円安効果を説明する。固定資産や投資有価証券の売却益でも利益を上積みして、実力以上の純利益に着地する見通しだ。

絶縁材メーカーのダブル・スコープ(6619)

リチウムイオン電池用の絶縁材メーカーのダブル・スコープ(6619)。今期は、EV(電気自動車)市場の拡大を受けて、韓国電池メーカー向けの車載電池用絶縁材の出荷が急拡大している。

KPPグループホールディングス(9274)

紙を専門に扱う商社のKPPグループホールディングス(9274)だった。今2023年3月期は、欧州や豪州の売り上げが堅調。円安効果で利益を積み増しており、最新第2四半期累計(2022年4~9月)の当期純利益91億8600万円はすでに過去最高益74億9700万円(2022年3月期)を上回る。現在の社名は、旧社名の「国際紙パルプ商事」の英語表記である「KOKUSAI PULP & PAPER」に由来する。